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--------------------------------------------------------------------------------------------------- ○「詩のボクシング」とは一体何だったのか 「詩のボクシング」とは一体何だったのか、20年の歳月の中で忘れられかけているかもしれませんが、「詩のボクシング」は”遊び心”の場なのです。「詩のボクシング」を始めた当時、現代詩の閉塞した世界に風穴(これまでの現代詩の流れを文字から声への表現メディアの変換によって切断する通路)を開けることができればという思いもありましたが、それは振り返ってみれば詰まるところ”遊び心“の実践によってのみ可能であったのです。その風穴によって、声のことばによる表現に新たな風が吹き始めたことを感じることができました。 ちなみに、“詩”と”ボクシング”を結び付けた名前、”日本朗読ボクシング協会”という名称、“声と言葉の格闘技“あるいは”声と言葉のスポーツ”などといった呼び名、これらも”遊び心”なしには生まれませんでした。そして、「詩のボクシング」の場を試行錯誤しながら具体化することによって、声と言葉が織り成すこれまでにない表現を見出すことになったのです。 “遊び心“は、心に余裕がなくては生まれないという人もいますが、わたしは逆に「詩のボクシング」の場を通して心に余裕が生まれればよいと考えていました。だから、「詩のボクシング」は楽しく、面白く、さらにいえば言葉で笑いを作れる場でもあってほしい、いわゆる詩でなくてもいい、そういったユーモアに溢れた場になってもらいという思いが当初からありました。 ところが、この”遊び心”を理解できない頓珍漢な言葉で「詩のボクシング」に対して物言う人たちがいました。一例として挙げれば、詩で勝ち負けをやって優劣を決めてはいけないとする人たちによって、この”遊び心”は容認できない邪道にすり替えられてしまいました。しかし、”遊び心”は優であれ劣であれ受け入れ楽しめるものにできるので、この物言いは頓珍漢なのです。裏を返せば、この邪道という物言いも”遊び心”は受け入れているのですが。他にもありもしないことをさもあるように発する頓珍漢でちんぷんかんな言葉が多くありました。 こういった頓珍漢な言葉は、「詩のボクシング」がテレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのマスメディアで多く取上げられたが故の副産物でもあるのでしょう。ただ、この副産物は”遊び心”では不味くて味わえるものではありませんでした。ところがです、その一方で沈黙の副産物が生まれていたのです。この副産物は実に美味でした。ちなみに、20周年記念大会に出場してくれた人たちは、その沈黙の副産物の賜物だったのです。 20周年記念大会では「『詩のボクシング』の先へ!」と題しロボットのPepperに朗読させる「詠み人知らず」、「作者不詳」の詩を募集しました。この狙いは、Pepperのような人型をしたロボットが非常に人間くさい人間味のある言葉を声にすることによって「人間が人間を素直に受入れ、人間をいとおしく感じられる」のではないかという“遊び心”によるものでした。このことは、人間とは何かを生身の人間ではなく人工知能とロボットによって教えられる時代が近づきつつあることに関係しています。 では、「詩のボクシング」そのものはどうなるのか、なくなるのかなくならないのか、一体全体どうなるんだと気遣ってくれる人もいると思います。 答えは決まっています。なくなりません。何年か後、何十年か後に大会をどこかで開くか、あるいは大会がどこかで開かれるかも知れません。いや、突然来年ということもあるかも知れません。 もちろん、その他の可能性もあります。わたしが今考えているのは、日本の離島に行って「詩のボクシング」をやろう、というものです。「詩のボクシング」人口も年々過疎化しているので、過疎化している離島で「詩のボクシング」を行うとどうなるのか。多くの人が「そんなことをしてもどうにもならないよ」と思うでしょうが、しかしながら”遊び心“は、ユーモアによって厳しい事態に直面している状況で、その状況認識を別の形に読み替え、どうにもならないことをどうにかしてしまう可能性を秘めているから面白いのです。過疎化の意外な面の発見に繋がるかも知れないのです。 例えばですが、小笠原諸島の父島、山形県の飛島、沖縄県の与那国島、波照間島(これらはわたしが訪れた離島ですが)、その他の離島で「詩のボクシング」ができる日が来ればと思っています。そこでは”詩で表現された夕日”vs.”目の前で沈み行く自然の夕日”という番外編の対戦も組んでみたいですね。 最後に繰り返しますが、「詩のボクシング」は”遊び心”の場なのです。ですから、「詩のボクシング」という形を全く変えたものになっているかも知れません。 日本朗読ボクシング協会 代表 楠かつのり #
by poetryboxing
| 2017-12-24 10:09
| 「詩のボクシング」関係
10月28日(土)に20周年記念大会を下記の内容で開催します。
「詩のボクシング」が「どこから来て、何を引き起こし、そしてどこへ行くのか」、そのすべての真実を目撃してください。
2017年10月28日(土)の13:30~16:30に「詩のボクシング」20周年記念イベントを横浜メディア・ビジネスセンター内で開催します。 当日の開場時間は、13:15を予定しております。 詳細は下記URL
第1部
「詩のボクシング」って何だ!?についての話 4人の全国大会出場経験者による試合を含む。
第2部
「詩のボクシング」20周年記念大会
多数の応募者から選抜された「詩のボクシング」全国大会に出場経験のない高校生、大学生、一般選手による8人制トーナメント。 小学生団体戦の試合を含む。
第3部
「詩のボクシング」の先へ!
ロボットのPepperによる「詠み人知らず」の詩の朗読パフォーマンスがあります。
会場は下記になります。 ※10月28日(土)の横浜メディア・ビジネスセンターの正面入口は閉まっています。 必ず夜間通用門からお入りください。そしてエレベータで8階に来てください。
KGU関内メディアセンター 231-0011 横浜市中区太田町2-23 横浜メディア・ビジネスセンター(Yokohama MBCビル)8階 TEL.045-650-1131(会場の問合わせのみ)
アクセスURL http://www.idec.or.jp/shisetsu/mbc/access.php
連絡先:日本朗読ボクシング協会 e-mail:voice@jrba.net #
by poetryboxing
| 2017-09-28 16:33
| 「詩のボクシング」関係
現在、10月28日(土)に開催される「詩のボクシング」20周年記念大会に全国各地から 出場希望の応募をいただいております。 ※観覧(観戦)者の募集をしています。「詩のボクシング」が「どこから来て、何を引き起こし、そし てどこへ行くのか」、そのすべての真実を目撃してください。ふるってご応募ください。
また、同時に20周年記念大会の観覧(観戦)者の募集もしておりますでご応募ください。
※観覧(観戦)者の応募の締切は、客席数(100席)に達した時に即締切とさせていただ きます。
出場及び観覧(観戦)は、いずれも無料となっています。
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すでに20周年記念大会にふさわしく高校で13年以上「詩のボクシング」に取り組んでく れている静岡の御殿場西高校と広島の呉三津田高校の本年度のチャンピオン、そして神 奈川県高等学校文化連盟の文芸専門部で10年以上取り組んでくれている「詩のボクシン グ」での本年度チャンピオンの出場が決まっています。
また、小学生対戦としてこれまた「詩のボクシング」が始まった当初から授業で「詩の ボクシング」に取り組んでくれている筑波大学附属小学校と聖徳学園小学校の2校によ る団体戦を行うことになりました。20周年記念大会にふさわしい声と言葉を楽しんでい ただくことができるでしょう。
そして、これまでの「詩のボクシング」大会の経験により、表現することに新たな方向 性を示すための作品募集をします。
作品の応募条件:「詠み人知らず」または「作者不詳」の気持ちで書いた短い作品。 表現形式は問わない。
※この「詠み人知らず」または「作者不詳」の方向性については、20周年記念大会にお ける「『詩のボクシング』の先へ!」で詳しく説明させていただきます。
「詠み人知らず」ですので「作者名なし」作品であるということを理解してご応募くだ さい。応募いただいた作品を20周年記念大会当日にロボットのPepperが朗読することな ります。
「詠み人知らず」または「作者不詳」の作品応募の締切日は9月30日です。
応募はメールでお願いいたします。
応募メールの件名には、「詠み人知らず」または「作者不詳」とご記入ください。 日本朗読ボクシング協会 e-mail:voice@jrba.net ------------------------------------------------------------------------------- 発行:日本朗読ボクシング協会 e-mail:voice@jrba.net 代表:楠かつのり 1997年10月以降 「詩のボクシング」公式サイト 「詩のボクシング」Facebook https://www.facebook.com/jrba1997
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by poetryboxing
| 2017-08-25 19:35
| 「詩のボクシング」関係
「詩のボクシング」20周年記念イベント開催!2017年10月28日(土) ------------------------------------------------------------------------------- ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 第1次出場者及び観覧者応募の締切日を9月1日(金)とさせていただきます。ふるってご応募ください。 2017年10月28日(土)の13:30~16:00に「詩のボクシング」20周年記念イベントを横浜メディア・ビジネスセンター内で開催します。 第1部 「詩のボクシング」って何だ!?についての話 第2部 「詩のボクシング」20周年記念大会 第3部 「詩のボクシング」の先へ! 全国らの参加・出場をお待ちしております。 ※参加・観戦者の方は必ず前もってお知らせください。 ※出場者は「詩のボクシング」経験者、未経験者問いません。 連絡先:日本朗読ボクシング協会 e-mail:voice@jrba.net ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ------------------------------------------------------------------------------- 1997年10月26日に初めて「詩のボクシング」が行われた場所は錦糸町・西武百貨店の100人ほどしか入れないスタジオ錦糸町という非常にユニークなところでした。 ※過去のデータより http://www.asahi-net.or.jp/~dm1k-ksnk/new1.htm ------------------------------------------------------------------------------- THREE METHODS 「映像と身体のノスタルジア」 ●ビデオインスタレーション作品 ●ビデオ作品 ●日本初の詩のボクシング 会場:JR錦糸町駅下車徒歩1分、錦糸町西武・ スタジオ錦糸町 (1997年10月26日で終了) 今後の問い合わせ先:日本朗読ボクシング協会 ------------------------------------------------------------------------------- そして丸20年を経た2017年10月28日に20周年記念イベントを行う場所も非常にユニークな横浜メディア・ビジネスセンター内の場所になります。この会場も「詩のボクシング」の初会場と同じく100人ほどしか入場できません。 横浜メディア・ビジネスセンター ●JR「関内駅」北口 徒歩5分 ●横浜市営地下鉄「関内駅」3番出口 徒歩5分 ●みなとみらい線「馬車道駅」7番出口、「日本大通り駅」2番出口 徒歩5分 #
by poetryboxing
| 2017-06-17 22:23
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by poetryboxing
| 2016-01-30 21:00
| 「詩のボクシング」関係
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