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秋田大会を大館市民文化会館で開催していただいて今年で5年目になります。 これまでに4人の大会チャンピオンがいますが、その中にユニークな朗読ボクサーがいます。鈴木正長(スズキ・マサタケ)選手です。 日々の出来事で感じたことを読み上げる朗読ですが、敗者復活特別枠で全国大会に出場できた折に漫画家のやくみつるさんに彼の人柄に共感しながらも、「なぜ敗戦を繰り返いしてきたのかが分かりました」と会場を沸かせていました。それは鈴木選手が、大切なところで緊張のためか言葉をかんでしまう、そのことを観客ももったいないと感じていたからです。 その鈴木選手が昼の番組「連続クイズ ホールドオン!」に出演するので、全国大会のリングで朗読している写真を借りたいとNHKから連絡がありました。彼らしい挑戦を続けていると感心しました。9月の放送になるとのことです。 ところで、秋田大会チャンピオンに秋田大会最強の朗読ボクサーがいます。保泉久人選手です。彼は、第2回[前期]全国大会でチャンピオンにもなっています。ただ、通常の全国大会に2度出場できる権利を有しながら地元のプロバスケットチームのMCをメインに仕事をしており、スケジュールの調整ができなくて断念しています。 しかし、3度目の挑戦として、今年の第13回「詩のボクシング」全国大会に特別枠で出場できるかどうかを打診しています。 また、同じく第2回[前期]全国大会で準チャンピオンになった秋田県出身のお笑いコンビ「磁石」の永沢たかし選手にも特別枠出場の打診をしています。彼も前回メインの仕事のスケジュール調整ができず全国大会に出場できていません。 二人とも出場したい気持ちは強く、打診すると即答で「出場したいです」と気持ちよい返事が来ます。ただ、二人ともメインの仕事で飯を食っているのでいたしかたありません。今回はうまくスケジュール調整できればよいのですが……。 今年の秋田大会も出場者募集中です。東北地方在住者であれば応募できます。 第5回秋田大会 ワークショップは7月27日(土)、ステージ版は9月21日(土) 参加者募集中! 氏名、年齢、職業、連絡先の電話番号、メールアドレスを明記の上、下記FAXへ! 主催:(財)大館市文教振興事業団 第2回[前期]全国大会の結果を下記に引用しておきます。 保泉選手の感想で述べている「一部の出場者の不遜な態度が残念でなりません」ですが、これは地方大会において各主催者がよく口にしていた言葉でもありました。一般参加、つまり誰でも参加できるとした場では、自意識の過剰に強い人、自分への執着が過剰に強い人、非常に自己中心的な人なども参加し場を乱すこともありますが、そういった参加者(もちろん、少数ですが)もいることを心得た運営をしなくてはならない難しさがあります。たとえ少数であっても、そういった他者に対して不遜ともいえる態度を嫌って参加しなくなった人も多くいるからです。 彼らの行為は大会会場だけではなく、予選落ちの腹癒せなのか、出場した後に誤解と悪意でネット上に書き散らす人たちも多くいました。もし疑問な点があれば、まず真意を確かめるために問合せをすべきです。その上でもし誤解があれば誤解を解いたところで公開する(誤解が解ければ公開もしないでしょうが)のであればまだしも、そういった誠意(というか常識)を示すこともなく、勝手な思い込みを直接ネット上に悪意でもって書き散らすのです。その人たちの書いていることとやっていることを見れば、それらの行為が己のためのだけのもの、閉ざされた人間関係の中で鬱憤を晴らすためだけのものであることがすぐに読み取れるはずです。このことも残念でなりません。 2011年7月7日に第2回[前期]「詩のボクシング」全国大会が行われ、保泉久人選手が優勝、永沢たかし選手が準優勝となりました。 保泉選手は昨年の秋田大会チャンピオン、一方の永沢選手は、「詩のボクシング」に今回が初挑戦です。決勝戦での判定は、2対1でした。 この[前期]全国大会は、地方大会を経ることなく全国から直接応募できるところが例年10月に行っている全国大会と異なるところです。つまり、地方大会が開催されていない地域から全国大会に出場できるチャンスを与えているのが[前期]全国大会です。今回の出場者は、全国からの応募者51人の中から選出されています。 昨年の[前期]全国大会は16人。今回はその半数になる8人で行いましたが、人数が多い少ないではなく、8人で行えば8人なりの「詩のボクシング」の時間の流れを生み出すと改めて感じさせてくれた大会でもありました。 そして、チャンピオンの保泉久人選手と準チャンピオンの永沢たかし選手に今年の10月27日(土)に開催される第12回全国大会への出場権を授与しましたが、出場することになれば特別枠選手として出場が優先される扱いになります。出場しない場合は、他のこれまでの大会の中から特別枠選手を選出します。 チャンピオンの保泉久人選手 第2回[前期]全国大会を終えて 保泉久人 昨年の7月、地元秋田で行われた大会で優勝する事ができましたが、後期の全国大会の日程と私がアリーナMCを務める地元のプロバスケットボール球団のホームゲームが重なってしまい、泣く泣く出場を諦めました。 その念願の全国大会。各地のチャンピオンの他、直接応募された「詩のボクシング」の猛者達がエントリーとあって気負うところも正直ありました。私は文学的に才能がある訳ではありません。表現の技法も専門家の方から見たら稚拙なものです。そこで初めから決めていたのは、「自分のここまでの人生を語ろう」というものでした。沢山の出会いの中で頂いた言葉。心が解けたり、優しくなった瞬間をリングに届けて、観客の皆さんにもホンワリして頂こうと、超短編のエッセイを四本だけ書き上げました。 文章は目で読む物と耳で聞く物では異なります。私はフリーのラジオパーソナリティ。いつもマイクに向かう時に心掛けているのは、「言葉や表現がリスナーに届いているか?」と言う事。聴いて下さる方がそれぞれの心の中で様々な映像を思い浮かべて下さるよう朗読する事をこの大会でも心掛けました。それが今回の勝因に繋がったのだと思います。 僭越ですが、少し想う事を。私は幼い頃から武道やスポーツを嗜んで参りました。道場やフィールドの入退場では必ず一礼します。審判や関係者に名前を呼ばれたら「ハイ」と返事をし、試合会場で整列したら、姿勢正しく待つものだと習いました。言霊のぶつかり合いの「詩のボクシング」、一部の出場者の不遜な態度が残念でなりません。返事をしない、礼をしない、姿勢正しく座らない。また、表現は自由だとは言え、自分の言霊を込めた原稿をパフォーマンスとしてリングに投げ捨てる行為を目にしたのは驚きでした。日本語を使い、想いや感情をステージで表現し、更に、それが試合という場なら、立ち居振る舞いも考えてみては如何でしょうか? 準チャンピオンの永沢たかし選手 両選手共に生まれは秋田県。
by poetryboxing
| 2013-06-29 08:00
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