カテゴリ
以前の記事
2017年 12月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 06月 2016年 01月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 検索
その他のジャンル
外部リンク
|
オオタニ選手は、初めて行ったステージ版「詩のボクシング」でチャンピオンになっている。ありえない不条理劇画のような彼の朗読世界は、聞き手の妄想を大いに刺激し、楽しませてくれます。 ------------------------------------------------------------------------------------- 初めて「詩のボクシング」に出場した時、俺はまだ北大生で、北海道の実家でぬくぬくとYou Tubeを見るだけの生活を送っていた。何も考えずに、「ゴリラの正常位動画おもしれー」とか言ってればなんとかなった。 あれから5年。 時は流れ、色々なものが変わった。 こども店長が出てきて、そしていなくなり、鬼束ちひろがなんか面白い感じになって復活した。 今、俺は神奈川に住むフリーターになり、半年前から捨てていないゴミの山に囲まれ、YouTube を見る生活を送っている。とりまく環境は大きく変わったのだ。YouTubeもこの5年で、見たい動画をクリックしても、相武紗季のひげ剃りのCMとかが挟まるようになった。 状況は日々変わっている。 フリーターになり、主に「電気を止められる」などを通して、社会の厳しさを学んだ。「電気代を払わないと、電気が止まるんだ〜」という口に出すまでもないセリフを口にしたりした。 そして、今回の大会がフリーターになってから初めての大会である。 結局、5年経っても「詩」については何も分からないが、電気を止められると冷蔵庫の中身が全滅するということはわかった。百円ショップの懐中電灯が思った以上に広範囲を照らすということもわかった。 こういった年収200万以下でなければ知らない知識が増えていくのも一種の「成長」であると思う。このどちらかといえば「退化」寄りの「成長」を活かして、大学生の頃よりも、よりくだらない朗読をしたいと思う。 どんな朗読になるのかはまだわからない。 もしかすると「も」を「むぉ」、「か」を「きゃ」と発音する、松浦亜弥の歌唱スタイルを踏襲するかもしれないし、全身金粉まみれで麿赤児的なことになるかもしれない。 「朗読どころではない」生活の人間が「朗読」をするとどうなるか。そんな生物実験感覚で見ていただければ幸いです。 オオタニ(フリーター) -------------------------------------------------------------------------------------
by poetryboxing
| 2014-04-20 17:00
| 選抜式・全国大会出場者の思い
|
ファン申請 |
||