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1 村上昌子は、高校生の時からリングに立ち、独特の語り朗読で聞き手を楽しませている。彼女は「立派な詩は書けるわけではない」と言っているが、詩であるかどうかは聞き手が決めればよいとするのが「詩のボクシング」の場。ここでは、詩であるかどうかの以前に、聞き手の心を打つことのできる表現ができるかどうかが求められる。その意味において彼女の表現は評価されてきている。 ------------------------------------------------------------------------------------- たまたま読んだ詩がたまたま評価されて、たまたま沢山の人にちやほやして頂いたのがクセになり「詩のボクシング」への出場に向けて胸をワクワクさせております。 「村上さんにとって詩とは?」と質問されることが度々ありましたが、私は詩人ではありませんし、立派な詩が書けるわけでもないと思います。 ほんとうにたまたま読んだ詩がたまたま評価されただけだったんです。なので、私は好きなように書いて好きなように読んでいます。ちやほやされるために詩を書いています。 今回、選抜式・全国大会に出させていただけることも、たくさんちやほやされる機会なのでとっても嬉しいです。好きなように読むので、どうか私をちやほやしてください。 村上昌子(北九州市立大学4年生) ------------------------------------------------------------------------------------- ■
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by poetryboxing
| 2014-03-26 08:30
| 選抜式・全国大会出場者の思い
ささりんは、歴代の全国大会チャンピオンで独自の表現方法を確立した選手。「詩のボクシング」は詩の既成概念に捉われない声による新たな表現への挑戦の場でもあるわけですが、ささりんはそのことを具現化した選手でもあります。 彼はいわゆる詩表現をしようとしなかったから、聞き手に受け入れられたとも言えるのです。 5月24日に北海道の聞き手が、どのように反応するのか、楽しみです。 ------------------------------------------------------------------------------------- マラソン日本代表を夢見て高校生の時から走り始めた私ですが、その世界は厳しく、一般ランナーとなりました。2006年に「詩のボクシング」と出会い、自作朗読という表現を通して走っている自分の内面と向き合える喜び、またそれらを多くの人に知ってもらえる喜びを感じました。 すると、ランニング(スポーツ)と朗読(文芸)のエネルギーの出し方がどこか似ていることに気づき、その2つが融合すれば何か大きく新しいエネルギーが生まれるのではないかと考えるようになったのです。それ以来、考案した「ランニング朗読」を続けることで、陸上競技と自己表現の両方が私の中で高まっています。 そのような中、このたびは選抜式「詩のボクシング」全国大会in北海道・湧別町というまた新たな成長のできる機会をいただき、誠にありがとうございます。私の住んでいる宮崎県から北海道までは、まだサロマ湖100kmマラソンも走ったことのない私にとって想像のつかない道のりですが、向かいます! そこにたどり着いた時、想像のつかない声と言葉が走る私の体から生まれることを楽しみにしています。また、それらが会場の皆様と一体となった時、新たな世界が広がることを楽しみにしています。まだ見えぬ私のゴールに・・・。まだ見えぬゴール、えー、つまり・・・。 ・・・。 「ちょっ、ちょっと走ってきます!!」 スッスッハッハッ、スッスッハッハッ、スッ スみません、私は走らないと自分らしい考えや言葉が出てこないので、続きは会場で声にてお届けしまスー ハッハッ、スーハッハッ、スッハ~スッハ~フッフ~~♪ ささりん(朗読ランナー、高校教員) ------------------------------------------------------------------------------------- ■
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by poetryboxing
| 2014-03-24 10:00
| 選抜式・全国大会出場者の思い
松永天馬は、ことばの既成表現を打ち破ることを念頭に置きながら、聞き手に声を届けるという、いわゆる受身的な表現者ではなく、自らの声によって聞き手を創り出すという創造者といっても過言ではない選手です。 彼の「詩のボクシング」のリングでの久し振りの自作朗読が楽しみです。 ------------------------------------------------------------------------------------- 「詩のボクシング」に積極的に参加していたのは今から十年ほど前のことだ。当時まだ学生だった僕は、言葉を用いた自身の表現を模索するなかで「詩のボクシング」という手段を発見した。 劇団をやってみたものの、パッとしなかった。応募した文学賞は、ことごとく一次審査で振い落された。しかし「詩のボクシング」でチャンピオンの称号を得られたことが、僕にとって自信となったのは確かなようだ。 現在僕はバンドのようなものを組んで活動している。「のようなもの」とわざわざ書くのは、このグループが音楽のみならず、カルチャーやファッション、何より「詩」に根ざしていると認識しているからだ。 バンドのライヴで、僕は自作の詩を朗読する。また曲中ではラップともまた異なる、アジテーションのような言葉の一斉放射を繰り返す。今の自分の表現が、「詩のボクシング」によって培われたものであることは言うまでもないだろう。 「詩のボクシング」は、肉体だけでも精神だけでもない。言葉が肉体を通過し声となる過程を、発語それ自体を見せるものだ。僕にとって最も肌にあった言語表現は、恐らく紙に文字を綴るだけでなく、それを受肉させ、自分の言葉で語るまでの流れにあったのだろう。 いつだって、書かれたもの、頭に浮かんだものが発語されるぎりぎりの緊張感が好きだ。舌が擦過して喉を震わせるとき、口蓋に小さな火花が散るのが。そこに天使が宿るのが。 松永天馬(ミュージシャン) ------------------------------------------------------------------------------------- ■
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by poetryboxing
| 2014-03-21 20:00
| 選抜式・全国大会出場者の思い
高瀬草ノ介選手は、高知大会での第1回から第11回まで10回決勝戦まで進出しています。そして5回もチャンピオンになっているという驚異的な戦績を持つ朗読ボクサーです。 ------------------------------------------------------------------------------------- いろいろ忘れていることがあった。 いや、 私はつねに忘れる。 大切なことや、忘れてはいけないことまでも。 だから私は、ときどき思い出さねばならぬ。頭を絞り細胞を呼び起こし、記憶の片隅を辿り、当時の感情や空気や皮膚感覚を思い出す。 「詩のボクシング」で大会に臨むにあたって常に思い出さねばならないのは、数々の出会いだ。高知大会、香川大会などの地方大会。その予選。初めての全国大会。控え室。それぞれの場で様々な人と出会い、その場と人とが作り出す空気と出会った。テレビ番組と新聞記事から始まった、「詩のボクシング」そのものとの出会いもそうだ。 それら当時の感覚や感動を思い出し、いわゆる臨戦態勢に入るのだ。 だが、私は年をとりすぎた。思い出すにしても、昨日のように、とはいかない。体の細胞はもう入れ替わっているはずだ。 ところが、幸か不幸か、今回の選抜式・全国大会は、まったくもって知らない土地なのだ。初めての湧別町。初めての北海道。初めての熊!初めてのオホーツク!初めての網走!初めての流刑地「はじルケ?」……なんかはじけてる? ……とにかく、今回、過去を振り返るよりも、見ず知らずの土地、初めての会場、吸ったことのない北の空気、その土地の人、熊、キツネにワクワクし、細胞を震わせ、身体を覚醒させる方が良さそうだ。 私は、高知大会ではいろんな役割を演じてきた。だが、今回この錚々たるメンバーの中、私の貧弱な言葉だけでは吹雪にかき消され、北の大地に飲み込まれることだろう。 湧別町での選抜式・全国大会で私が存在を示すには、どうやら全身全霊を擲つしかなさそうだ。私の躰の細胞達よ。頼むから、もう少しだけ若さを取り戻してくれ! 高瀬草ノ介(地方公務員) ------------------------------------------------------------------------------------- ■
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by poetryboxing
| 2014-03-09 09:00
| 選抜式・全国大会出場者の思い
千葉大会チャンピオン、全国大会準チャンピオン、国民大会チャンピオンとなったセリザワケイコ選手が久し振りに「詩のボクシング」のリングに上がってきます。 楽しみにしていてください。 ------------------------------------------------------------------------------------- 拝啓 初めてお手紙差し上げます。セリザワケイコと申します。 貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございます。こうしてみなさまにお会いでき、喜びで胸がいっぱいです。 今はまだ文字ですが、会場でのわたくしは、声となってみなさまのお耳へお邪魔する予定です。なるべくこっそりとお伺いしますので、みなさまは何の気構えもいりません。ただお耳だけを開いておいて頂きましたら、お昼寝していてくださってもかまいません。 もしも、みなさまの胸の隅に眠っていらっしゃる思い出様や、記憶の引き出し担当者様がお手透きのようでしたら、そちらにも伺いたく存じます。 身近な言葉で編み上げました作品を携えて、みなさまのもとへ飛んで参ります。会場でご一緒できますこと、「詩のボクシング」をみなさまにお楽しみ頂けますことを、心より願っております。 まずは書中をもってご挨拶申し上げます。 かしこ セリザワケイコ(シナリオライター・作詞家) 北海道湧別町にいらっしゃる皆様 ------------------------------------------------------------------------------------- ■
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by poetryboxing
| 2014-03-08 09:00
| 選抜式・全国大会出場者の思い
選抜式「詩のボクシング」全国大会 in 北海道・湧別町の出場者の「選抜式・全国大会への思い」を順次掲載して行きます。 まずは、広島大会でチャンピオンになり、独特の朗読法で全国大会でも注目された寺内大輔選手です。 ------------------------------------------------------------------------------------- 声を、一つひとつ出していく。 いつ、どのような声を出すのが適切かを判断するのは私だが、 その手がかりは、 客席、ジャッジ、対戦相手、リングなど 私をとりまく環境がもたらす。 だから、耳を澄ますことはもちろん、 ほかの感覚にも注意深さを保つことが大切だ。 身体がいつも自分の思い通りにうごくとはかぎらないが、 誠実に行うことを第一としたい。 寺内大輔(作曲家、即興演奏家、広島大学・大学院准教授) ------------------------------------------------------------------------------------- ■
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by poetryboxing
| 2014-03-06 09:00
| 選抜式・全国大会出場者の思い
ゲストジャッジ:大石静(脚本家)、佐藤允彦(ジャズ・ピアニスト)他 ●選抜式「詩のボクシング」全国大会へ道内から2人を選抜する予選会開催! 全国大会というめったにないチャンスです。ご応募をお待ちしております! ○日時:2014年4月19日(土)13時~ ○会場:湧別町文化センターTOM ○応募資格:15歳以上(予選会時点)の北海道在住者 ○応募方法:ファツクスまたは電子メールで住所・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢・職業(学校名)を明記し、4月15日までに申込み下さい。 湧別町教育委員会生涯学習課 ファツクス:01586-5-3710 電子メール:yoshitake.tsukasa@town.yubetsu.lg.jp ○問合せ:湧別町教育委員会生涯学習課(担当 吉竹) 電話:01586-5-3132 ![]() ![]() ■
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by poetryboxing
| 2014-03-02 09:30
| 2014.5.24選抜式・全国大会
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